トナカイ料理
学校の秋の学期が終わり
クリスマス休みに入りました。
今日の晩ご飯はトナカイ(Poro)料理でした。
トナカイの肉のスライスを
バター、塩、水だけで焼き、煮るシンプルな調理法です。
マッシュポテト(Pottomuussi)
リンゴンベリー(こけもも)ジャム(puolukkahillo)
ピクルス(suorakurkku)
これらはトナカイと相性抜群!
ジンギスカンのように好き嫌いが分かれると言われるトナカイですが
私はクセもほとんど感じず、大好きです!
先日は学校の給食にも出てきました。
ステーキのような食べ方や、干し肉、缶詰もあるようです。
フィンランドに来た際には、1度チャレンジしてみてください!
アドベンドカレンダーも穴だらけ
クリスマスまであと3日です。
森の中のファンタジー
昨日
Joulu Fantasia(クリスマスファンタジー)
にいってきました。
JouluFantasiaは
12月の森の中で行われる
予約制のクリスマスのショーです。
町の中心から専用のバスに乗ります。
バスの中はちびっこの興奮した空気でいっぱい。
森の道をバスに揺られること20分。
真っ暗な森のなかに光が見えてきました。
バスを降りると焚き火がありそれをみんなで囲みます。
森のエフルと会話ができるおばさんが、ショーについての説明をし
妖精の言葉でエルフ達を呼びます。
私たちはエルフを先頭に、雪の積もった森の中を歩きはじめます。
途中に3つのポイントがあり、エフル達の愉快なショーが楽しめます。
その最後のポイントがこのJouluFantasiaの目玉。
森がひらけると、赤い光の中に長いテーブルがあり、エルフ達が.....
あとはフィンランドにきて、楽しんでください。
途中の写真撮影がダメだったのが残念ですが
ファンタジックなフィンランドを体験したい方
これは必見です!!
そしてこのショーで
1つ苦手を克服したかもしれない私です。
ヒンメリ
私はこの1年の間に、留学団体の決まりで
ホストファミリーを2回交換することになっています。
先週1回目の交換を終え、新しい家族と仲良く過ごしています。
昨日お友達のお家にお邪魔して、お母さんに
ヒンメリの作り方を教えてもらいました!
ヒンメリ(Himmeli)はフィンランドの伝統的なクリスマスの飾りです。
乾燥し加工した藁や葦に糸を通し、幾何学模様をつくります。
糸を張る力加減が難しく
ゆるゆるになったり、強すぎて藁が避けたり
見た目以上に難しかったです。
お喋りしながら作業すること3時間
素敵なヒンメリの完成!!
(ほとんどお母さん作)
20cm四方のなかなか大きなものです。
お友達のお母さんはヒンメリ作りが趣味で
お家にはたくさん、そして50cm四方はありそうな大物までありました。
新しいホストの猫ちゃんから守り
どうやって日本に持ち帰るか、考え中です(笑)
サンタさんと写真
ロヴァニエミにはサンタさんがいます。
町の中心部から車で20分ほど走った森近くに
サンタ村があります。
町からは直行バスがでていて
SantaExpressと書いた、とってもわかりやすいバスです。
サンタ村に行けば、1年中いつでも
サンタさんに会うことができます。
サンタさんに会うことにお金がはかかりません。
混んでいなければ3〜5分程おしゃべりができます。
有名ですが、サンタさんは日本語がとっても上手です(笑)
写真にはお金がかかります。
もちろん、いらなければ写真を買う必要はありません。
(自分のカメラで撮ってもらうことはできません)
サンタさんとお別れしたあと、取ってもらった写真を確認し
購入する場合は大きさや、種類を選ぶことができます。
大きな写真で20ユーロほど、ほかにもポストカードが作れます。
40ユーロで
全ての写真と、部屋に入ったときから出るときまでの動画の
データを買うことができます。
私は友達と5人で撮ったので
1人8ユーロと、現像された写真を買うよりお得になりました。
サンタさんは諸説ありますが
聖人がモデルの、ヨーロッパの国で広く信じられる伝説の人です。
フィンランドの伝説はとても古くからあることから
ここがサンタさんの本場であると言われています。
ロヴァニエミはそんなサンタさんに会うことのできる町ですが
サンタさんの本当のお家はフィンランドの北の果てにある
Korvatunturi(耳の山)にあると言われています。
サンタ村の初代は1950年に
当時のアメリカ大領領ルーズベルトの奥さんの突然の訪問が決まり
おもてなしのため、あわてて2週間で建てたそうです(笑)
それから、伝説の人からだんだんと離れて
観光資源となりはじめたのは1970年代。
今ではサンタ村に、2人のサンタさんがいます。
現地の人は残念がっている人が多いようです。
観光で栄える町、ロヴァニエミではなかなか難しいトピックです。
カウントダウンスタート
12月
師走
Joulukuu(クリスマス月)
今年も最後の月になりましたね。
私の留学生活も3分の1が過ぎようとしています。
でもなんといってもクリスマス!!
クリスマスまでを楽しく過ごすために
Joulukarenteri(アドベントカレンダー)
を開封!!
ご存知の方も多いと思いますが
12月1日から24日までの間 、毎日
カレンダーにある窓や、穴をあけてクリスマスを楽しみに待つ
というものです。
フィンランドでは11月初めごろから
様々な種類のカレンダーがお店に並びます。
ホストがプレゼントしてくれたのは
ムーミンのイラストで窓をあけるとチョコレートが入っています。
これで毎朝糖分補給して
一日しっかり勉強できそうですね!(笑)
他にも中にフィギュアが入っているものなどもあるそうです。
小さい頃の気持ちに戻って
クリスマスを待とうと思います。
ロヴァニエミのちびっこ
私が日本を発つ前に
テレビ番組でやっていたフィンランド特集。
フィンランドでは冬の寒さに慣れさせるために
赤ちゃんをベビーカーに乗せて外に放置する。
という話。
最近見かけるようになりました(笑)
学校に行くときに横を通るマンションの1階。
朝9時前(夜明け前)−5℃の中
小さな庭にベビーカーがぽつんと。
「ひょえー赤ちゃん放置してるわー」
とおもっていると泣き出す赤ちゃん。
するとお母さんが赤ちゃんを回収しに出てきました。
こうやって慣れていくから
いまだに学校でノースリーブで過ごせるのですね。
私も慣れてきましたが、それでもセーター着てます。
ほかにも最近では
そりに乗って引かれているちびっこをよく見かけます。
地面が凍っていて歩かせると転ぶからでしょうねー。
それにしても可愛い。
そしてどんな目線なのかみてみたい(笑)
これが文化なんでしょうね。
白い森
夜明け10時前
日没14時過ぎ
のRovaniemiからお届けしております。
Rovaniemiには
もう春まで溶けないと思われる雪が積もっています。
テスト休みを利用して
Isäとハイキングにいってきました。
町のすぐ横の森をくるっと歩いただけですが
真っ白なフィンランドの森を堪能することができました。
高台からみたKemijoki(けみ)川はもう凍っていました。
そろそろ寒中水泳の季節だそうです。
大きなモミノキの下には人も入れるような空間が。
Isäはこの中で寝たこともあるとか。
小さな木のしたの空間はうさぎのお家です。
まだ動いておらず凍っているスキーリフト。
中央には誰かがつくった雪だるま。
ダウンヒルスキーの大会のスタート地点の建物も登ってきました。
すごい急斜面。
雪に覆われた森ですが
まだ気温は−1℃と寒くなく
軽装で歩くことができました。
さすがフィンランド
森がおとぎ話の世界。