ナルミフィンランド日記

北の国で 見つけた不思議なこと 感じた面白いこと

フィンランド語の性格

 

昨日やっとこさ

フィンランド語の教科書①を

一通り終えることができました!

 

まだまだ使いこなせない文法もありますが

なかなかの達成感を感じています。

 

 

と、そこで

 

私のブログを読みながらも

フィンランド語ってどんな言葉か

ピンと来ない人が大半だと思うので

 

教科書①を終えたなりに説明してみます。

(まだ②と③が待っている....)

 

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性格1:発音はローマ字

 

フィンランド語は書いてあるアルファベットを全て発音します。

母音が1つの単語の中にたくさんあり、「っ」の発音もあります。

 

(例)

kissa(猫)は「きっさ」

koira(犬)は「こいら」

 

 

難しいのは

日本語の母音に y ä ö の3つが加わっていること。

聞き取りにくいし、発音するときに顔が歪みます。

 

ですが、日本人にはとっても優しい発音。

ラジオが日本語に聞こえるぐらい似ています。

 

 

 

性格2:単語の変化

 

格によって動詞の形が変わる言語はよくありますよね。

 

フィンランド語では

 

日本語の てにをは、から、へ

英語の at in from to

 

を単語の語尾を変えることで表します。

 

(例)

at the shop

kaupassa

太字が同じ役割です。

 

(ちなみに冠詞a, theもありません)

 

 

助詞を単語の後ろに付ける日本人にすれば

これも理解しやすいはず。

 

難しいのは英語の動詞不規則変化とは比べ物にならない

言葉のタイプ(sanatyyppit)の多さ。

 

語尾(ssaなど)は一緒でも、タイプによって

語尾を付ける前の単語の形が変わるんです。

しかもそこに分類の法則がなかったり....

 

 

フィンランド語つまずきポイントかもしれません。

 

 

 

性格3:敬語がない

 

厳密に言うとないことはないですが

基本的につかいません。

 

Pleaseにぴったりな、フィンランド語訳はないそうです。

 

目上のひとにも「あなた(sinä)」を使います。

 

(例)

スプーンとってもらえますか?

Can you pass me a spoon?

Otatko rusikkaa minulle?(直訳:あなたは私にスプーンを取るか?)

 

 

本当に言いたいことにいろいろくっつけて

遠回しになる日本語と正反対ですね。

 

何事においてもシンプルなフィンランドそのもの。

 

 

 

 

代表的な3つをあげてみました。

 

 

 

すごくマイナーでフィンランドでしか通じないけれど

とっても面白い言葉だと思います。

 

 

フィンランド語、はじめませんか?(笑)